日本のネイルビジネスもアメリカ並みの巨大マーケットに
「日本のネイルビジネスはアメリカに10年遅れています。全米には37,000軒のサロンがあり、物販売上げを入れれば7,000億のマーケットになっています。今後、日本のネイルサロンも増えることがあっても減ることはありませんよ。」ネイルズユニーク社長の水野氏は語る。
その裏付けは、娘がネイルサロンに行けば、その母も行くようになる。娘が結婚したその子供(孫)も行く…次々と世代をつないでいけばお客さまは順繰りに増えていく。だからこそビックマーケットが予見できるという。
秋にはマニキュアメーカーとして特色ある海外メーカーとの提携で、東京・銀座地区にプロショップ『マニキュア専門販売コーナー』を出店予定。
「ポリッシュの全種全番号を揃えている店がないので、それを実現したい。限定マニキュアとか、ミニチュアセット、手にとって見てみたいじゃないですか」。
日本のネイル産業を牽引するオーナーとして、また新たな挑戦が始まっているようだ。
ネイルズユニークオブジャパンでは、これまでもサロンワークだけに特化せず、店販にも力を入れてきた。
ネイリストの技術の高さはもちろんだが、ネイルを活かすためのアフターケアに役立つ商品の販売も重要と。
信頼するネイリストが勧める商品であれば、お客さまとしても安心して購入できる。技術と接客はあって当り前、それを支える物販の売上げも、技術者の魅力のバロメータでもあることを見習うべきではないだろうか。